不動産会社を介して不動産物件を売却した場合にかかる費用の主なものに、「仲介手数料」があります。ですが、その金額とはどのように決められるものなのでしょうか。仲介手数料は、宅建業法で上限が決められています。仲介手数料の取引相場は、その範囲内であることが求められます。よって、不動産会社は範囲内であれば、自由に仲介手数料を設定できる仕組みなのです。その算出方法は、売却価格が200万円以下はその5%+消費税。200万円以上400万円以下は、200万円までが5+消費税%で、それを越える部分が4%+消費税。400万円を超える部分については、3%+消費税となっています。ただし、このようにそれぞれを区分して計算するのは手間なので、一般に物件価格が400万円を超える際には、簡易的に計算されることが多いようです。その場合に使用される計算式は、売却価格の3%+6万円+消費税となっています。